FFC農法途中経過
昨年はハウストマトを主に試してみましたが、玉締まり良く、美味しいトマトが出来ました。また野菜の苗作りの際に FFCエースを入れて様子を見てきました。
今年は、苗作り、ハウス、露地へ使用して効果を見ていくことにしました。苗については昨年同様に野菜専用養土に 混ぜ実施しました。今年の苗は発芽が良く特に生育後半に掛け徒長も泣く無く、がっしりとした苗に仕上がりました。 これは白菜、キャベツばかりでなくトマトやその他の野菜の苗についても同様でした。
ハウスは、屋根ビニールを昨年の内に剥がし雪を入れ、2月に屋根ビニールを掛け、雪の上にFFCエースを10a当たり8袋の目安で散布しました。そこへ水を流し、ハウス内を水浸しにして水が土へ浸透するまで放置し作業にかかりました。ハウス面積は、約3,500?u在り、その内5棟(1,350?u)をハウス白菜に、残りは育苗ハウスとトマトを1作目から定植してみました。
白菜ですが、例年2月中に播種し3月中旬から定植しますが、まだまだ寒く活着が良くないですが、特に今年は問題なく順調に生育しました。 驚いたのはハウス内の内側ばかりでなく外側も生育が良くほぼ9割の白菜が製品として収穫できました。例年使用している根こぶ病の薬剤は株基散布 のみでしたので、約半分の使用ということで不安はありましたがこれも特に目立った病症はなく驚きました。
露地では、白菜、キャベツ、カリフラワー、ブロッコリーのトンネル栽培、ニンジンの早出し栽培に10a当たり約3袋程度ですが散布しました。散布は 融雪剤を兼ねて3月に雪の上から撒きました。今年は大雨が2度ほどありましたので、肥料の流亡などによる肥料切れが心配でしたが、追肥の実施などで 被害を最小限に止めることができました。この作型も根こぶ病の薬剤を約半分に抑えましたが、一部水が溜まった場所を除き根こぶ病の被害もなくすみました。
特に白菜については2.5kg以上のサイズのものが後半には大半を占め非常に助かりました。「ニンジン」については 4月下旬から定期的に播種してきました。5月から6月にかけ低温や雨の影響もあって発芽が心配でしたが、現段階では いくらかの遅れはあるものの特に問題もなく生育しています。トマトですが、4月下旬から随時定植してきましたが、こちらも低温の影響で前半はあまり良い生育ではありませんでした。6月に入り灰色カビ病の発生などで苦戦しましたが、FFCパイロゲン散布と併せボトキラー(生物農薬)、ゲッター、フルピカ等の農薬散布により一時治まりました。 玉の出来は昨年同様大変良く、期待できるトマトに仕上がりそうです。
ハウスの白菜の2作目に定植したトマトは順調に生育しており、こちらも期待できるものに仕上がりそうです。今後もトマトについては定期的にFFCパイロゲン散布を続け、様子を見ていきたいと思っています。